ジョブズの訃報を聞いてショックを受けた多くの人と同じように、
ぼんやりした気持ちのまま数日をすごしました。
僕も一人のマカーとして、
この機会にApple製品との付き合いを振り返っておこうと思います。
僕が高校2年生か3年生の頃、
父からおさがりのMacintoshを譲り受けました。
あれは多分Power MacのG3だったんじゃないかと思うんだけど、
まだ可愛いデザインになる前の、白い四角い形だったMac。

そのMacで[Vison]という、MIDIシーケンスソフトを動かしたのがMacとの出会いです。
今ではとても考えられないけど、
MIDIとオーディオを同じソフトで扱えるって凄いことで、
当時、少なくとも僕が手に入れられる範囲では(プロの現場にはあったのかな)
MIDIとオーディオの録音先を別に用意して同期させてたんですよね。
VisonとMTRを同期させると、
MTRのSTRATボタンを押すとVisonも一緒に走り出すみたいな使い方が出来るんだけど、
僕の場合、VisonにMIDIを打ち込んで、
同期させたカセットテープのMTRにオーディオを録音して、
最終的に同期させたままTDすると、全部の音が入った2Mix出来上がりっていう、
そんなやり方でDemoとか作ってたんです。
で、この設定がもうやたら難しくて、何度も泣いた記憶がある。

そうして泣きながらMac使ってて、
今でこそWindowsで音楽制作なんて当たり前だけど、
当時は音楽やるなら当然Macだろって時代だったので、
泣かされてはいても、Macを使っていることがすごく嬉しかった。
何年か経ち、このMacが壊れてしまい、
Vison動かすのに必要だったので、高校の頃の先生から安く2台目のPower Macを買っています。
その後、しばらくはバンド活動が中心になって、
しばらくMacから遠ざかっていたのだけど、
2007年に、MacBook ProとPro Tools LEを買ってから、
今でもずーっと使い続けています。
それ以降、黒赤ちゃんのデモは全部Macで録音しているし、
Tokyo Common Senseで発表している曲も、自宅で録音した作品はすべてMac。
でもインターネットはWindows。
音楽はiPod。
でも電話はHTC EVOです。
auにiPhoneきたから考えちゃうな。WIMAXテザリングがiPhoneに付いたらiPhoneにします。
そろそろ新しいMac欲しい。
iPad2欲しい。
iCloudやりてええええ。じゃあiPhoneの方がいいじゃん。そうだよねー。
そんなわけで、
僕の音楽とは切っても切れないMac。
本当にありがとう。
ありがとう。
posted by Tokyo Common Sense at 02:38|
Tokyo Common Sense
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